農業公園で養蜂?有機栽培とミツバチの大事な関係「足立区都市農業公園」(東京都・足立区)

この記事は、2018年8月10日サービスリニューアルに伴い、旧サービス「ジモチョク」から再掲載しました。

第一弾では、足立区都市農業公園での農作業ボランティア体験についてお伝えしました。

都市農業公園では、無農薬・有機栽培にこだわっています。 


無農薬・有機栽培の良いところは何でしょうか?その取り組みや理由を探ってきました。


足立区都市農業公園のたまねぎ畑

▲竹で作られた立て札に、品目・品種・原産地・植付日・区画数などが記され、美しく手入れされている



足立区都市農業公園のチンゲンサイ畑

▲チンゲン菜



足立区都市農業公園のにんにく畑

▲にんにく


無農薬だと、「体に良さそう」「皮ごと食べられる」などのイメージがありますが、生態系、つまり畑やその周辺に住む生き物たちにどんな影響があるのか、ぱっと思いつく人は多くないと思います。


足立区都市農業公園では、有機栽培を畑で実際に体験でき、無農薬だからこそできるプログラムやイベントがたくさん開かれています!



作物の花の受粉も、ハチミツ集めも。ミツバチのおかげでした


花の受粉のために欠かせないミツバチ、実は付近の農園での農薬使用により弱ったり死んでしまったりしている可能性が指摘されています。
※ 出典:農林水産省Webサイト(http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_mitubati/qanda.html#q3)


足立区都市農業公園の農園は、無農薬・有機栽培にこだわっているため、ミツバチが元気に生き、無農薬の花の蜜を集めることができています。


足立区都市農業公園のミツバチ

▲都市農業公園にはいくつも巣箱がある。ミツバチは大人しく、人を攻撃したりはしない


ミツバチが花の蜜をたくさん集められるように、人の手により花の多い場所に巣箱を設置する。また、集まった蜜を狙ってやってくるスズメバチやクマから守ってあげる。
その対価として、人はミツバチが集めてきて余っているハチミツを分けてもらいます。
養蜂は、人間とミツバチが協力して共生してきた営みなのです!


足立区都市農業公園では、ミツバチたちが蜂蜜を作るようすを観察できるイベントを開催しています。

▲5月に開催された「ミツバチ観察会」のようす(足立区都市農業公園のFacebookより)



畑のチョウ探し。幼虫をみつけて羽化させよう


ほかにも、無農薬だからこそできることがあります。それは、畑での虫とりです!


都市農業公園ではチョウを観察しに畑に行ったり、幼虫をつかまえて飼育キットを作って家に持って帰り育てることができます。今回のように生物園さんと連携したイベントでは飼育員の方が臨時でいらっしゃっていました。なかなか聞けない昆虫についてのお話や飼育のコツなどを直接聞けることも!


モンシロチョウの幼虫は2週間ほどの幼虫の期間に4回も脱皮し、体長は1mmから3cmへと、どんどん大きくなります。
サナギの羽化も神秘に満ちたものであり、虫の生き様・生態を観察することは、都市に住む子どもにとっても大人にとっても、虫と人間との関わり方を考える機会になると思います。


※無農薬…農薬を使っていないこと。
※有機栽培…化学肥料を使用しない栽培。足立区都市農業公園では、2004年から有機農業による公園管理に転換している。


無農薬・有機栽培にこだわる足立区都市農業公園。

栽培以外にも、ハーブを利用した軟膏づくりや、公園の植物を利用した染め物など、自然が本来有する力を尊重したイベントがたくさんあります。


次回、第三弾では、足立区都市農業公園で体験できるイベント情報をまとめていきます!




施設情報


施設名:足立区都市農業公園
営業時間:9月~4月 9:00~17:00,5月~8月 9:00~18:00
連絡先:03-3853-4114
◆とれたてマルシェ(野菜直売所)
開催日:毎日(閉園日以外)
開催時間:
AM9:00~PM4:30(5月から8月)
AM9:00~PM5:00(9月から4月)
住所:〒123-0864 東京都足立区鹿浜2-44-1
アクセス: 赤羽駅東口から国際興業バス(赤23)「西新井駅西口」行き乗車 「鹿浜5丁目」下車徒歩5分
駐車場:あり
公式サイト:http://www.ces-net.jp/toshino/index.html
公式facebook:https://www.facebook.com/toshinopark/